Internet Week 2013 セキュリティセッション紹介第4回「サイバー犯罪の動向と対策、インターネットのセキュリティと通信の秘密」 | ScanNetSecurity
2026.01.03(土)

Internet Week 2013 セキュリティセッション紹介第4回「サイバー犯罪の動向と対策、インターネットのセキュリティと通信の秘密」

4回目となる今回は、3日目の11月28日午前に行われるプログラム「サイバー犯罪の動向と対策、インターネットのセキュリティと通信の秘密」について、日本インターネットプロバイダー協会の木村孝氏に語っていただいた。

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「実は海外では通信の秘密について憲法で保障している国は多くありません」日本インターネットプロバイダー協会 木村 孝 氏
「実は海外では通信の秘密について憲法で保障している国は多くありません」日本インターネットプロバイダー協会 木村 孝 氏 全 2 枚 拡大写真
11月26日から11月29日にかけて、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)主催の「Internet Week 2013 ~荒ぶるインターネットを乗りこなす~」が、秋葉原の富士ソフトアキバプラザで開催される。

「Internet Week」は、インターネットに関わる主にエンジニアを対象に、最新動向セッションとチュートリアルを織り交ぜ、計40近くものセッションが会期中に行われる、年1度の非商用イベントだ。

今回のテーマは「荒ぶるインターネットを乗りこなす」。「荒ぶる」とは何やら穏やかではないが、インターネットが、今までに増して利用され、パワフルとなる一方で、「セキュリティ」についてもかつてないほどに叫ばれるようになっている。こうした荒ぶるインターネットを乗りこなすことで、さらなる進化を許容し、価値の高いインターネットを実現していこうと、このテーマとしたということだ。

本連載では、このInternet Week 2013のセッションのうち、情報セキュリティに関する10セッションを選んで、そのセッションの見どころ・意義・背景などを、各セッションのコーディネーターに語ってもらう。

4回目となる今回は、3日目の11月28日午前に行われるプログラム「サイバー犯罪の動向と対策、インターネットのセキュリティと通信の秘密」について、日本インターネットプロバイダー協会の木村孝氏に語っていただいた。

――このセッションでは、「サイバー犯罪の動向と対策」を聞いた後に、ISPのセキュリティ担当者には特に気にかかる「インターネットのセキュリティと通信の秘密」について語られる、という形式ですね。講演者に、なかなかお話を聞けない人がそろっている、という印象があります。

木村:はい、そうなんです。サイバー犯罪の動向と対策として、「サイバー犯罪情勢と官民連携したサイバー犯罪対策の取組等について」という講演をされる間仁田(まにた)補佐は、通称サイバー犯罪対策課と言われる生活安全局情報技術犯罪対策課に所属される女性の技官で、この分野に非常に詳しい方とお聞きしています。以前はテロ対策なども担当される警備局に勤務されていました。

昨年もサイバー犯罪対策課の方に、世間で良く知られている実際の事件の犯罪捜査を準備段階から現場への立ち入りまで、写真を交え非常に生々しいお話をお聞きすることができ、大変びっくりしました。しかし残念ながらプレゼン資料はその場限りで、公開いただけませんでした。今年もおそらく資料の公開はないと思いますので、直接この講演を聴かない限り、後日でも内容を知ることはできないものとなるのではないでしょうか。


――「インターネットのセキュリティと通信の秘密」のお話をいただく方は、弁護士の方なんですね。

木村:はい。「通信関連法の国際比較」について講演される大倉健嗣弁護士は、実はLINE株式会社の政策担当をされています。今回、会社の承認の関係で、個人名でご講演いただくことになりました。元々は東京大学大学院工学系研究科を終了された、工学修士で、システムエンジニアとしての勤務を経て、弁護士になられたITと法律の両方に詳しい優秀な方なんです。

通信の秘密については、日本では憲法や電気通信事業法で保障されていることがインターネットの業界でもよく知られていますが、実は海外では通信の秘密について憲法で保障している国は多くありません。供者にも課せられるということをあまり知られていません。アプリだから、通信の秘密は関係ないと思われているエンジニアの方にはぜひとも、この方のお話を聞いていただきたいと思います。

――パネルディスカッション「インターネット上の攻撃と「通信の秘密」」は、どのようなものになりそうでしょうか?

木村:最後のパネルディスカッションは、主にテレコムアイザックの関係者によるディスカッションになります。パネリストは、いずれも大手のISPで、DoS攻撃などの対応を行うにあったって、電気通信事業法の条文や通信の秘密に関するガイドラインなどを見ながら、どういう手段をとるか、日々頭を悩ませている人たちです。

また、この中で総務省が2013年10月1日に発表したACTIVEという、マルウェア配布サイトへのアクセスを未然に防止する官民連携の世界初のプロジェクトである、「官民連携による国民のマルウェア対策支援プロジェクト」の紹介も行われる予定です。

――このセッション、特にどのような方に聴きにきてほしいと考えていらっしゃいますか?

木村:このセッションは情報セキュリティ関係者のみならず、インターネットのサービス全般、エンジニア、オペレーター、サービスの企画者、法務担当者、研究者にとって大変有益な内容と思います。貴重な機会ですので、多くの方の来場をお待ちしております。

●プログラム詳細

「S6 サイバー犯罪の動向と対策、インターネットのセキュリティと通信の秘密」

-開催日時:2013年11月28日(木) 9:15~11:45
-会場:富士ソフト アキバプラザ
-料金:事前料金 5,000円/当日料金 7,000円
- https://internetweek.jp/program/s6/

9:15~10:15
1) サイバー犯罪の傾向と対策
間仁田 裕美(警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課 課長補佐)

10:15~10:45
2) 通信関連法の国際比較
大倉 健嗣

10:45~11:45
3) パネルディスカッション:インターネット上の攻撃と「通信の秘密」
コーディネーター
水越 一郎(NTT東日本)
パネリスト
齋藤 衛(株式会社インターネットイニシアティブ)
湯口 高司(NTTコミュニケーションズ 先端IPアーキテクチャセンタ)
松隈 純(ソフトバンクBB株式会社)


※特典:このセッションに申し込まれた方には、 「Scan Tech Report (年間
購読定価10,332円)」もし くは 「情報セキュリティ 総合情報メールマガジ
ンScan(年間購読定価10,080円)」の無料プレゼント があります。

※時間割、内容、講演者等につきましては、予告なく変更になる場合があります。

Internet Week 2013
https://internetweek.jp/

《ScanNetSecurity》

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