災害時の通信確保に向けた広範な相互協力を行うため防衛省と災害協定を締結(KDDI)
KDDIは11月1日、災害時の通信確保に向けた広範な相互協力を日本全国で行うため、防衛省と「災害協定 (中央協定)」を締結したことを発表した。
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「災害協定」は、災害対策基本法で規定される指定行政機関(防衛省)と指定公共機関(KDDI)が協力し合い、災害時の迅速な復旧活動等を図ることを目的としたもの。
連絡体制を確立するとともに、防衛省および自衛隊の活動に必要な通信手段として、KDDIが衛星携帯電話やau携帯電話等の情報端末を優先的に提供する。防衛省はKDDIに対し、自衛隊の部隊を通じ、物資の輸送や各種施設・設備の使用、燃料・資材等の物資および機材の貸し出し等の協力を行う。情報共有や年1回以上の協同訓練なども実施する。
今後は、中央協定をベースに、全国の陸上自衛隊各方面隊等との間で、地域ごとの相互協力体制の構築に向けた「地域協定」を締結する。KDDIと防衛省は、北海道、東北地域においては、地域協定を締結済み。今回の中央協定締結により、全国での災害時の相互協力が可能となる。
KDDIと防衛省、「災害協定」を締結……災害時に相互協力
《冨岡晶@RBB TODAY》
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