FireEyeのアラートをラックが分析、報告するサービス(ラック) | ScanNetSecurity
2024.05.17(金)

FireEyeのアラートをラックが分析、報告するサービス(ラック)

ラックは、「標的型攻撃対策支援サービス」のメニューを拡充し、米FireEye社製品(FireEye)を採用した「FireEye分析支援サービス」を提供開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「FireEye分析支援サービス」の概要
「FireEye分析支援サービス」の概要 全 1 枚 拡大写真
株式会社ラックは12月4日、「標的型攻撃対策支援サービス」のメニューを拡充し、悪質な不正プログラム検知で定評のある米FireEye社製品(FireEye)を採用した「FireEye分析支援サービス」を同日より提供開始したと発表した。これは、日本の企業や団体に的を絞り行われる巧妙で悪質な「標的型攻撃」や「水飲み場型攻撃」などのサイバー攻撃への対応を目的としたもの。

新たに追加拡充された「FireEye分析支援サービス」は、ウイルスや不正通信の検知に効果を発揮するFireEyeをより有効的に活用し、脅威の正確な実態把握を行うサービス。FireEyeが検知して発するアラートを、ラックが有する優れた分析技術を用いて、脅威の内容、被害実態、影響範囲を報告する。これにより、攻撃の早期発見と正確な実態把握が可能となり、ユーザは適切な対策を迅速に施すことができる。

FireEyeは、仮想のネットワークで不審なプログラムを動かして不正かを判断するため、未知の脅威も高精度に検知する。しかし、利用者には高度なセキュリティ知識と分析能力が求められ、自社での対応が困難なことが課題となっていた。ラックは、FireEye社が日本法人を設立する以前の2011年より同社と連携している対応実績とノウハウをもとに、本サービスを開発したという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  2. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  3. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  4. 「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

    「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

  5. 脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

    脆弱な DMARC セキュリティ・ポリシーを悪用、北朝鮮スピアフィッシング詐欺

  6. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

  7. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  8. 東京メトロ社員が遺失者になりすまし、現金総額 235,458円 ほか遺失物着服

    東京メトロ社員が遺失者になりすまし、現金総額 235,458円 ほか遺失物着服

  9. 太陽光発電施設向け遠隔監視機器「SolarView Compact」にサイバー攻撃、対策の実施を強く推奨

    太陽光発電施設向け遠隔監視機器「SolarView Compact」にサイバー攻撃、対策の実施を強く推奨

  10. 脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

    脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

ランキングをもっと見る