社会人に比べ就活生は情報公開への意識が低い結果が明らかに(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロは、「就活生と社会人のSNS利用とプライバシー意識に関する調査」の結果を発表した。
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SNSに投稿する際に「どの範囲まで情報が公開されるか」について意識しているかという質問においても、「意識していない」と回答した割合が社会人の29.4%に対し就活生は35.5%となり、就活生は情報公開への意識が低い結果となった。さらに、就活生の約2人に1人が、知人・友人の写真をSNSに投稿した経験があると答えた。社会人の経験者の割合は約3割。
一方で、自分の写真が勝手に他人のSNSに投稿された経験のある回答者のうち、その行為を「不快」と感じた割合は、社会人が70.5%であるのに対し、就活生では58.5%にとどまるなど、就活生と社会人の間には情報公開への意識に差があることも明らかになった。同社では、SNSを利用する際は投稿する情報の内容が適切かどうか意識したうえで、プライバシー設定を正しく行わないと、不特定多数へ意図せず情報が公開されてしまうリスクがあるとして、今後新社会人を迎える企業では、SNS利用に関する従業員向けの教育が必要としている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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