公衆無線LANサービス市場に関する調査結果を公開、スマートフォンユーザーの23.8%が利用(ICT総研) | ScanNetSecurity
2024.05.18(土)

公衆無線LANサービス市場に関する調査結果を公開、スマートフォンユーザーの23.8%が利用(ICT総研)

ICT総研は12月19日、公衆無線LANサービス(Wi-Fiサービス)市場に関する調査結果をまとめたデータを公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
公衆無線LANサービス利用者数予測
公衆無線LANサービス利用者数予測 全 4 枚 拡大写真
ICT総研は12月19日、公衆無線LANサービス(Wi-Fiサービス)市場に関する調査結果をまとめたデータを公開した。

 それによると、公衆無線LANサービスの2012年度末(2013年3月末)利用者数は1,269万人(個人利用者1,068万人、ビジネス利用者201万人)だったが、2013年度末には34%増の1,702万人に拡大する見通しであることが明らかとあった。個人利用者だけでも1,459万人に達するとのこと。今後も利用者数は毎年400万人前後のペースで伸び続け、2014年度には2,000万人を突破、2016年度には2,914万人に近づくと予想されている。

 また、ICT総研が10月に実施したアンケート調査では、14,993人のアンケート回答者のうち、「公衆無線LANサービスを利用している」と回答したのは12.3%(1,851人)。スマートフォンユーザーに限ると、6,172人のうち23.8%にあたる1,471人が、「公衆無線LANサービスを利用している」と回答した。

 携帯電話事業者としては、ソフトバンクモバイルが2013年11月時点で約45万か所、KDDIが22万か所、NTTドコモが14万か所にWi-Wiスポットを設置済みだ。満足度調査における最高位は、ソフトバンクモバイルが総合満足度65.7ポイントでトップ。次いでKDDI、NTTドコモのサービスが両社とも65.1ポイントとなっている。なお、固定系通信事業者などが運営するサービスは、利用できる無線LANスポット設置数が少ないため、総じて利用者の満足度が低い傾向にあった。

公衆無線LANサービス、利用者が前年比34%増……スマホユーザーの4人に1人が利用

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  2. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  3. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  4. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

  5. 検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

    検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

  6. 認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とは

    認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とはPR

  7. 脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

    脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

  8. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  9. 「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

    「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

  10. スマートフォンアプリ「OfferBox」に秘密鍵がハードコードされている問題

    スマートフォンアプリ「OfferBox」に秘密鍵がハードコードされている問題

ランキングをもっと見る