2013年上半期の国内ネットワーク機器市場、イーサネットスイッチと企業向け無線LAN機器市場がプラス成長に(IDC Japan) | ScanNetSecurity
2024.04.28(日)

2013年上半期の国内ネットワーク機器市場、イーサネットスイッチと企業向け無線LAN機器市場がプラス成長に(IDC Japan)

 IDC Japanは1月6日、国内ネットワーク機器市場の2013年上半期の実績と予測を発表した。2013年上半期の前年同期比成長率は、9.0%と高い成長率を記録した。

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国内ネットワーク機器市場 製品別 エンドユーザー売上額実績、2008年上半期~2013年上半期
国内ネットワーク機器市場 製品別 エンドユーザー売上額実績、2008年上半期~2013年上半期 全 1 枚 拡大写真
 IDC Japanは1月6日、国内ネットワーク機器市場の2013年上半期の実績と予測を発表した。2013年上半期の前年同期比成長率は、9.0%と高い成長率を記録した。

 それによると、移動体通信事業者の投資が堅調であったこと、企業での無線LAN利用が拡大したことによって、市場は好調さを維持。製品分野別では、ルーター市場が2012年上半期の実績を下回ったものの、イーサネットスイッチと企業向け無線LAN機器市場が、前年同期比および前期比ともにプラス成長になっている。イーサネットスイッチ市場は、データセンター向け・通信事業者向けで売上が増加した。

 ベンダー別では、LTEサービス展開にともなう通信事業者向け需要を捉え、日立金属が好調だった。ルーター市場でが、移動体通信事業者のLTEサービスの積極的なエリア展開にけん引されアルカテル・ルーセントがシェアを伸ばした。無線LAN機器市場においては、シスコシステムズがシェアを拡大。企業向け無線LAN機器市場全体の前年同期比成長率は12.4%となった。

 なお2012年~2017年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は、ルーター市場は0.5%、イーサネットスイッチ市場は0.4%、企業向け無線LAN市場は6.0%と予測された。

2013年上半期の国内ネットワーク機器市場、企業の無線LAN利用が拡大

《冨岡晶@RBB TODAY》

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