バーコード処理用ActiveXコントロールに複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

バーコード処理用ActiveXコントロールに複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、MW6 Technologiesが提供するバーコード処理用のAztec、MaxiCode、DataMatrix ActiveX コントロールに複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
CERT/CCによる脆弱性情報
CERT/CCによる脆弱性情報 全 1 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月21日、MW6 Technologiesが提供するバーコード処理用のAztec、MaxiCode、DataMatrix ActiveX コントロールに複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。現時点で対策方法は公開されていない。

バーコード処理用に使用される「Aztec ActiveX コントロール」「MaxiCode ActiveX コントロール」「DataMatrix ActiveX コントロール」には、任意のコードを実行されるなど複数の脆弱性(CVE-2013-6040)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたHTMLドキュメントを閲覧することで、ユーザの権限で任意のコードを実行されるなど影響を受ける可能性がある。JVNでは、ActiveXコントロールを無効にする、あるいはInternet Explorerで特定のCLISIDを無効にすることで、本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

    セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

  3. 病院委託業者職員が受診者の氏名 性別 年齢ほかを SNS 投稿

    病院委託業者職員が受診者の氏名 性別 年齢ほかを SNS 投稿

  4. 委託先が管理する Web サイトへのブルートフォース攻撃が起点に ~ ひびしんキャピタルのホームページへの不正アクセス

    委託先が管理する Web サイトへのブルートフォース攻撃が起点に ~ ひびしんキャピタルのホームページへの不正アクセス

  5. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop