3Dプリンタで制作したATMスキマーやPOS端末、アンダーグラウンドで販売(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロは、「gripper」と名乗るサイバー犯罪者がカード情報などを読み取る機能を備えた「ATMスキマー」や、偽のPOS端末を複数のアンダーグラウンドフォーラム上で大胆に販売しているのを確認したと発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
これらの不正なPOS端末は、店舗に設置され、顧客のクレジットカード情報を収集するために利用される。そして収集した情報は、闇市場で悪用されたり販売されたりする。今回確認したサイバー犯罪者たちは、ATMやPOS端末に関するものであれば、「3D印刷」を利用してほとんど何でも量産できると主張している。また、24時間365日のサポートも提供している。ある広告では、製造および発送可能な部品や機器がリスト化されている。さらには、何人かの顧客はすでに販売者を評価し、購入した製品に高い評価を与えているという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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