ビル管理システムに対する探索行為を検知、対策を呼びかけ(警察庁) | ScanNetSecurity
2026.10.02(金)

ビル管理システムに対する探索行為を検知、対策を呼びかけ(警察庁)

警察庁は、ビル管理システムに対する探索行為を検知しているとして、必要な対策を行うよう「@police」で注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
宛先ポート47808/UDP に対する発信元国・地域別アクセス件数の推移(H26.2.1~H26.4.3)
宛先ポート47808/UDP に対する発信元国・地域別アクセス件数の推移(H26.2.1~H26.4.3) 全 2 枚 拡大写真
警察庁は4月4日、ビル管理システムに対する探索行為を検知しているとして、必要な対策を行うよう「@police」で注意喚起を発表した。これは3月中旬以降、警察庁の定点観測システムが宛先ポート47808/UDPに対するアクセスを検知しているというもの。47808/UDPは、ビル管理システムで使用される通信プロトコル用標準規格「BACnet」で定義されているポートであり、このアクセスは、BACnetに基づいて構成されたシステム(BACnetシステム)を探索している可能性があるという。

このアクセスを分析したところ、BACnetシステムに接続された機器の情報を確認する「Read-Property」のパケットであることから、BACnetシステムの探索行為であると考えられる。過去には、BACnetに関連するソフトウェアの脆弱性が報告されており、攻撃を行うための調査を行っている可能性も考えられる。適切な対策を施さずにビル管理システムをインターネットに接続している場合、攻撃者に進入され、システムを任意に操作される恐れがある。警察庁では対策として、使用製品の最新セキュリティ情報の確認、インターネットへの不要な公開の停止、ネットワークセキュリティの確認を挙げている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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