名簿事業者に対し自主的に警察の捜査へ全面的に協力することを要請(ベネッセ) | ScanNetSecurity
2026.03.25(水)

名簿事業者に対し自主的に警察の捜査へ全面的に協力することを要請(ベネッセ)

 ベネッセは7月12日、ジャストシステムが11日に「入手した全データを削除する」と発表したことについて、原因の究明が困難になるだけでなく、情報が漏えいした顧客の不安解消にはならないと懸念を示した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
個人情報漏えいに関するお知らせとお詫び
個人情報漏えいに関するお知らせとお詫び 全 2 枚 拡大写真
 ベネッセは7月12日、ジャストシステムが11日に「入手した全データを削除する」と発表したことについて、原因の究明が困難になるだけでなく、情報が漏えいした顧客の不安解消にはならないと懸念を示した。

 ベネッセは、7月9日に緊急記者会見を行い、顧客情報約760万件が外部に漏えいしたと発表。流出した顧客情報を利用していたことについてジャストシステムは、ベネッセコーポレーションから流出した情報と認識した上でこれを利用したという事実は一切ないとし、当該顧客情報の使用を7月9日より中止している。また、ジャストシステムは「企業としての道義的責任から、2014年5月に文献社より入手した全データを削除する」と7月11日に発表した。

 ジャストシステムの発表について、ベネッセは「警察や経済産業省による原因の究明を難しくするだけでなく、情報が漏えいしたお客様の不安感の払しょくには至らない」と懸念を示した。再発防止に向けて、被疑者特定と流通ルートを解明し、顧客情報が外部にないことを客観的に検証する必要があるとしている。また、ベネッセはジャストシステムや名簿事業者に対して、自主的に警察の捜査へ全面的に協力することを要請している。

 ベネッセは、今回の情報漏えいに関して、「漏えいの経緯」「漏えいした個人情報の項目」「情報漏えい対象者への補償」「今後の対策」などを「多く寄せられているご質問」としてまとめ、ホームページに掲載している。

[追記]2014年7月14日
 ジャストシステムによると、警視庁や経済産業省からの要請があった場合には真摯に対応する考えで、現時点ではデータは削除していないという。7月14日14時時点では、警視庁および経済産業省からの連絡はないという。

[追記あり]ベネッセ、ジャストシステムの入手データ削除「原因の究明を難しくする」と懸念

《工藤めぐみ@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. データの意図しない削除が発生し不正アクセスの可能性を公表 → プログラムの誤作動が原因であることが判明

    データの意図しない削除が発生し不正アクセスの可能性を公表 → プログラムの誤作動が原因であることが判明

  2. 日本スウェージロックFST にランサムウェア攻撃、電話・メール・FAX が繋がらない状況になるも順次出荷業務を再開

    日本スウェージロックFST にランサムウェア攻撃、電話・メール・FAX が繋がらない状況になるも順次出荷業務を再開

  3. IPアドレス順 無差別攻撃の可能性 ~ 47CLUB へのランサムウェア攻撃

    IPアドレス順 無差別攻撃の可能性 ~ 47CLUB へのランサムウェア攻撃

  4. 個人情報の漏えいがなかったことが判明 ~ 国立国会図書館 開発中システム 再委託先への不正アクセス

    個人情報の漏えいがなかったことが判明 ~ 国立国会図書館 開発中システム 再委託先への不正アクセス

  5. 河西工業 連結子会社へのサイバー攻撃、業務停止に至る被害は確認されず

    河西工業 連結子会社へのサイバー攻撃、業務停止に至る被害は確認されず

ランキングをもっと見る
PageTop