7月21日~27日に熱中症で緊急搬送されたのは8,580人、うち高齢者は44.4%に(総務省消防庁) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

7月21日~27日に熱中症で緊急搬送されたのは8,580人、うち高齢者は44.4%に(総務省消防庁)

 総務省消防庁によると、7月21日~27日の7日間に熱中症で緊急搬送された人は、速報値で8,580人に上る。年齢区分でみると、「高齢者」が44.4%ともっとも多く、都道府県別にみると、東京都、埼玉県、愛知県、大阪府などが多かった。

脆弱性と脅威 脅威動向
熱中症による救急搬送状況(週別推移)
熱中症による救急搬送状況(週別推移) 全 7 枚 拡大写真
 総務省消防庁によると、7月21日~27日の7日間に熱中症で緊急搬送された人は、速報値で8,580人に上る。年齢区分でみると、「高齢者」が44.4%ともっとも多く、都道府県別にみると、東京都、埼玉県、愛知県、大阪府などが多かった。

 7月28日頃までに日本全国で梅雨が明け、猛暑が続いている。7月21日~27日の7日間に熱中症で緊急搬送された人は、速報値で8,580人に上る。年齢区分でみると、「高齢者」44.4%、「成人」38.8%、「少年」15.9%、「乳幼児」0.8%の順に多い。初診時における傷病程度は、「軽傷」64.7%、「中等症」31.0%、「重症」2.2%、「その他」2.0%、「死亡」0.2%の順に多かった。

 また、都道府県別にみると、もっとも多いのは「東京都」620人、次いで「埼玉県」612人、「愛知県」574人、「大阪府」473人、「千葉県」481人、「神奈川県」450人、「兵庫県」443人などとなった。

 熱中症を防ぐために、厚生労働省は「熱中症予防リーフレット」を作成し、「水分補給」と「暑さを避けること」の大切さを訴えている。また、環境省は熱中症予防情報サイトで「暑さ指数」の情報を提供するほか、気象庁は熱中症に関するポータルサイトで「高温注意情報」を発表している。

熱中症で8,580人搬送、梅雨明けの猛暑に注意

《工藤めぐみ@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  2. Windows DNS の脆弱性情報が公開

    Windows DNS の脆弱性情報が公開

  3. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

  4. 「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  5. 転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

    転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

  6. プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

    プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

  7. セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

    セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

  8. 東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

    東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

  9. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  10. フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

    フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

ランキングをもっと見る