「スパム送信国ワースト12」を発表、米国が全体の11.5%を占めワースト1位に(ソフォス) | ScanNetSecurity
2024.05.17(金)

「スパム送信国ワースト12」を発表、米国が全体の11.5%を占めワースト1位に(ソフォス)

 ソフォスは5日、2014年7月~9月の「スパム送信国ワースト12」(Dirty Dozen spam sending nations)を発表した。米国が引き続きワースト1位となった(全体に占める比率:11.5%)。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
2014年7月から9月までのスパム配信国ワースト12
2014年7月から9月までのスパム配信国ワースト12 全 2 枚 拡大写真
 ソフォスは5日、2014年7月~9月の「スパム送信国ワースト12」(Dirty Dozen spam sending nations)を発表した。米国が引き続きワースト1位となった(全体に占める比率:11.5%)。

 「スパム送信国ワースト12」は、ソフォスのスパムトラップで収集されたすべてのスパムについて、その送信国を調査し、表としてまとめたものだ。

 今回のランキングでは、1位の米国は変わらなかったが、前四半期に2位だったフランスが3位(6.4%)となり、逆に3位だった中国が2位(9.1%)に再浮上した。前年同期に2位だったベラルーシ、3位だったインド、9位だったイランなどはランク外となっている。日本は11位(3.0%)。

 人口の多い中国や、インターネットの利用率の高い米国は、必然的にリストの上位にランクインすることになるため、“人口比率別”でのスパム配信国のランキングも集計されている。こちらでは上位はすべて入れ替わり、ブルガリアが1位、ウルグアイが2位、スイスが3位となっている。スイスはここ1年では初めての登場。また4位に韓国も初登場している。なお“上位の常連”だったベラルーシは9位にまで順位を下げている。

スパム送信国ワースト12、米国が引き続き1位……中国は2位に再浮上

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  2. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  3. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  4. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

  5. 検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

    検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

  6. 認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とは

    認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とはPR

  7. 脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

    脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

  8. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  9. 「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

    「マルカワみそ公式サイト」に不正アクセス、カード情報に加えログイン用パスワードも漏えい

  10. スマートフォンアプリ「OfferBox」に秘密鍵がハードコードされている問題

    スマートフォンアプリ「OfferBox」に秘密鍵がハードコードされている問題

ランキングをもっと見る