サイバー戦争、サイバースパイ、IoTへの攻撃--2015年の脅威予測(マカフィー)
マカフィーは、2014年第3四半期の脅威レポートを発表した。レポートには2015年の脅威予測も含まれている。
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「信用の悪用:狙われるオンライン セキュリティの弱点」では、企業がすでに持っている信用を悪用する方法を攻撃者が探し始めたことを取り上げている。。9月に「Kyle and Stan」という不正な広告ネットワークがAmazon.com、ads.yahoo.com、youtube.comなど人気のあるサイトで不正な広告を配信した。Double-ClickやZedoなどの大手広告ネットワークでも同様の広告が掲載された。ブランドを信用して広告をクリックし、トロイの木馬に感染する例として紹介している。
McAfee Labsが予測する2015年の脅威は以下の通り。
1:サイバー戦争とサイバースパイ活動の増加
2:IoTへの攻撃の頻度、収益性、重要性の拡大
3:プライバシーに関する議論の活発化
4:ランサムウェアがクラウドに本格的に進出
5:新たなモバイル攻撃対象と能力
6:POS攻撃の増加とデジタル決済に伴うサイバー攻撃の進化
7:Shellshockにより引き起こされるUnix、Linux攻撃
8:ソフトウェアの欠陥を悪用する攻撃の増加
9:サンドボックスに対する新たな回避策
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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