「ネットワーク仮想化技術」を実用化・商用化する方針、通信設備故障時における通信サービスの継続提供などに対応可能(NTTドコモ) | ScanNetSecurity
2025.12.10(水)

「ネットワーク仮想化技術」を実用化・商用化する方針、通信設備故障時における通信サービスの継続提供などに対応可能(NTTドコモ)

 NTTドコモは2日、「ネットワーク仮想化技術」を2016年3月より実用化・商用化する方針を発表した。エリクソン、富士通、日本電気の3社と協力し、開発に着手する。

製品・サービス・業界動向 業界動向
システムの構成イメージ
システムの構成イメージ 全 2 枚 拡大写真
 NTTドコモは2日、「ネットワーク仮想化技術」を2016年3月より実用化・商用化する方針を発表した。エリクソン、富士通、日本電気の3社と協力し、開発に着手する。

 「ネットワーク仮想化技術」は、仮想ハードウェアを構成することで、特定ハードウェアでしか動作しないソフトウェアを動作させる技術。柔軟なネットワーク機器構成が可能となるため、通信混雑時の迅速な構成変更によるつながりやすさ向上、通信設備故障時における通信サービスの継続提供などに対応可能となる。

 今回の開発体制では、エリクソンが仮想的なハードウェアを制御するシステムを構成し、富士通と日本電気の2社がそれぞれネットワーク仮想化技術を適用したEPCソフトウェア(通信設備)を構成する。

 ドコモは、ネットワーク仮想化技術を商用化するとともに、将来的にはネットワーク全体の仮想化を進める方針だ。

ドコモ、「ネットワーク仮想化技術」を2016年3月より実用化

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  3. 不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

    不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

  4. 大気社の海外グループ会社へのランサムウェア攻撃、社外への情報流出は確認されず

    大気社の海外グループ会社へのランサムウェア攻撃、社外への情報流出は確認されず

  5. 「リサイクル着物おりいぶ」に不正アクセス、208 名のカード情報漏えい

    「リサイクル着物おりいぶ」に不正アクセス、208 名のカード情報漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop