2月の特殊詐欺状況を発表、1月とほぼ同水準で推移(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.05.09(木)

2月の特殊詐欺状況を発表、1月とほぼ同水準で推移(警察庁)

警察庁は、2015年2月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
1月、2月の状況(一部)
1月、2月の状況(一部) 全 1 枚 拡大写真
警察庁は4月1日、2015年2月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、2月の特殊詐欺の認知件数は1,228件(1月は1,099件)で、このうち振り込め詐欺の認知件数は1,126件(同1,010件)で、このうち1,029件が既遂(同946件)、被害総額(既遂のみ)は27億5,410万円(同30億3,363万円)、検挙件数は369件(同163件)、検挙人員は233名(同126名)であった。オレオレ詐欺では、認知件数が492件(同401件)、このうち422件(同351件)が既遂、被害総額は13億2,090万円(同11億7,041万円)、検挙件数は217件(同90件)、検挙人員は113名(同90名)となった。

架空請求詐欺の認知件数は367件(同321件)で、このうち342件(同307件)が既遂、被害総額は11億3,253万円(同15億3,079万円)、検挙件数は76件(同30件)、検挙人員は61名(同13名)となっている。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が130件、「情報購入代金等名目」が24件、「訴訟関係費用等名目」が21件であった。このほか融資保証金詐欺が46件(同47件)で被害総額7,792万円(同5,950万円)、携帯電話端末詐欺が85件(同23件)などとなっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. 社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

    社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

  5. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  8. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

    Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  9. セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

    セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

  10. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

ランキングをもっと見る