米国規格に準拠した手動油圧機構を搭載したハードディスク破壊機を発売開始(日東造機) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

米国規格に準拠した手動油圧機構を搭載したハードディスク破壊機を発売開始(日東造機)

 日東造機は8日、米国規格(DoD5220.20M)に準拠した手動油圧機構を搭載したハードディスク破壊機「HDB-20V」を発売開始することを発表した。

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本体重量は約12kgで可搬も可能。確実な物理破壊によって廃棄HDDからの情報漏洩を防ぐ(画像は同社リリースより)。
本体重量は約12kgで可搬も可能。確実な物理破壊によって廃棄HDDからの情報漏洩を防ぐ(画像は同社リリースより)。 全 2 枚 拡大写真
 日東造機は8日、米国規格(DoD5220.20M)に準拠した手動油圧機構を搭載したハードディスク破壊機「HDB-20V」を発売開始することを発表した。手動油圧機構(ハイドロリック モーション コントロール)を搭載し、破棄対象のHDDをV字に折り曲げ、さらにM字に圧迫することで確実な破壊を行える。

 DoD5220.20Mなどの米/英HDD物理破壊基準に準拠しており、安全な操作が可能なメカニカルインターロック機構も搭載しているのも特徴。破壊したHDDは簡単に手解体ができる状態となり、マテリアル金属としてのリサイクルが可能となる。

 価格はオープンとなり、市場想定価格は250,000円前後。同社では国内外で1年間に1,000台の販売を見込んでいる。13日から開催される「情報セキュリティEXPO」で実機の展示を行う。

再利用を防止するハードディスク破壊装置が発売

《宮崎崇@RBB TODAY》

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