「ごみ分別アプリ」で振り込め詐欺などの防犯情報を配信(千葉県鎌ケ谷市) | ScanNetSecurity
2024.05.11(土)

「ごみ分別アプリ」で振り込め詐欺などの防犯情報を配信(千葉県鎌ケ谷市)

 安心で安全な街を作って行くには、地域や住民を巻き込みながら、いかに防犯意識を高めていくかが重要になってくる。そんななか、千葉県鎌ケ谷市では、“意外なもの”と組み合わせた地域防犯の取り組みがスタートしている。

製品・サービス・業界動向 業界動向
「ごみ分別アプリ」画面。配信された防犯情報は「お知らせ」で確認できる(画像は「鎌ケ谷市ごみ分別アプリ」より)
「ごみ分別アプリ」画面。配信された防犯情報は「お知らせ」で確認できる(画像は「鎌ケ谷市ごみ分別アプリ」より) 全 2 枚 拡大写真
 安心で安全な街を作って行くには、地域や住民を巻き込みながら、いかに防犯意識を高めていくかが重要になってくる。そんななか、千葉県鎌ケ谷市では、“意外なもの”と組み合わせた地域防犯の取り組みがスタートしている。

 その意外なものとは、「ごみ分別アプリ」。 4月1日から本格配信を開始したスマートフォン向けアプリで、鎌ケ谷市が同市清掃事業協同組合と連携し、ごみ収集日カレンダーやごみの出し忘れ防止アラート機能を備え、ごみの出し方や出すときの注意点、粗大ごみの処分方法などが確認できる無料アプリとなっている。

 鎌ケ谷市は鎌ケ谷警察署と連携して、スマートフォン向け「ごみ分別アプリ」で交通事故情報や振り込め詐欺などの防犯情報を配信する機能を新たに追加し、7日からサービスを開始している。

 今後は「お知らせ」機能で収集日変更などのごみに関する情報に加え、市内で発生した事故や事件などの情報も配信していくという。日々の生活で役立つ情報とともに防犯に必要な情報を伝えることで、市民の防犯意識が高まることが期待される。

【地域防犯の取り組み】鎌ケ谷市、警察と連携した「ごみ分別アプリ」で防犯情報配信

《小菅@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

    デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

  3. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  4. テレビ宮崎グループ会社にランサムウェア攻撃、請求書発行システムを停止

    テレビ宮崎グループ会社にランサムウェア攻撃、請求書発行システムを停止

  5. 豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

    豊島のサーバにランサムウェア攻撃、復旧済みで業務に影響なし

  6. 北 中華製AIを攻撃活用/北 DMARC不正利用/北 日本のアニメ制作関与か ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2024年4月度]

    北 中華製AIを攻撃活用/北 DMARC不正利用/北 日本のアニメ制作関与か ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2024年4月度]

  7. 社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

    社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

  8. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

    Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  9. サイバーセキュリティ人材、女性の平均給与は男性と約80万円差 ~ ISC2 調査

    サイバーセキュリティ人材、女性の平均給与は男性と約80万円差 ~ ISC2 調査

  10. 経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

    経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

ランキングをもっと見る