Duqu 2.0:Kaspersky を攻撃した「ターミネーター」はイスラエル発かもしれない~情報セキュリティ界の大物たちの意見は異なっているが――それが国家的な作戦であることは間違いないようだ(その 1)(The Register) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

Duqu 2.0:Kaspersky を攻撃した「ターミネーター」はイスラエル発かもしれない~情報セキュリティ界の大物たちの意見は異なっているが――それが国家的な作戦であることは間違いないようだ(その 1)(The Register)

彼は、(敵が)自身の強さを自慢するために同社を攻撃した可能性があると示唆している。「彼らは自分自身がクールであり、セキュリティ業界をリードする IT 企業さえ感染させられるということを証明したかったのだ」

国際 TheRegister
Kaspersky の企業ネットワークに対して行われたハッキングは、サイバースパイたちによる「くだらない行動」だったと Eugene Kaspersky は考えている。だが独立系の専門家たちは、決してそれを確信してはいない。

「情報セキュリティ界のリーダー的な企業に対して行われた、この国家支援型の攻撃は、セキュリティ事業の全般にとって悪いニュースだ」という点については、誰もが同意しているようだ。なぜならそれは、攻撃がより洗練され、防御がより困難になっていることを示しているからである。

Kaspersky Lab は水曜日(編集部註:2015 年 6 月 10 日)、同社の企業ネットワークが攻撃を受けたことを発表した。その攻撃はスウェーデン、インド、米国、英国、北アフリカ、東南アジアでも目立った被害を与えており、そこには「現在行われているイランの核会談に対する、ひそかな監視の試み」も含まれている。その標的の一部は、電気通信企業やエレクトロニクス企業だ。

《ScanNetSecurity》

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