データの寿命をあらかじめ設定、自動的にデータが壊れるメモリシステムを開発(中央大学) | ScanNetSecurity
2026.04.28(火)

データの寿命をあらかじめ設定、自動的にデータが壊れるメモリシステムを開発(中央大学)

 中央大学(竹内健・理工学部教授グループ)は18日、データの“寿命”をあらかじめ設定することで、指定した時点で自動的にデータが壊れるメモリシステムを開発したことを発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
実験結果(指定した7日目に画像データが解読不能に)
実験結果(指定した7日目に画像データが解読不能に) 全 3 枚 拡大写真
 中央大学(竹内健・理工学部教授グループ)は18日、データの“寿命”をあらかじめ設定することで、指定した時点で自動的にデータが壊れるメモリシステムを開発したことを発表した。

 この新システム「PP-SSSシステム」(Privacy-protection Solid-State Storage System)では、半導体製品であるフラッシュメモリを記憶媒体として採用。フラッシュメモリのエラー確率が高精度で予測できる特徴を利用し、データにエラーを意図的に注入することで、データに“寿命”を設けるというものだ。これにより、SNSなどの書き込みにおける「忘れられる権利」を実現できるという。

 データ自体が壊れるため、メモリデバイス自体に物理的損傷はなく、そのまま利用できる。また“寿命”の長さも、1週間、1か月、3か月、1年など、柔軟に設定可能だという。現時点はコンセプトを提案・実証した段階のため、今後はメモリのばらつきの抑制など、技術課題を克服する方針だ。

設定した“寿命”どおりに自動的にデータが壊れるメモリシステム、中央大が開発

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. 従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

    従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

  2. IPA が SCS評価制度の詳細を公表

    IPA が SCS評価制度の詳細を公表

  3. 市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

    市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

  4. 受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

    受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

  5. いえらぶGROUPのクラウドサービスに不正アクセス、社外関係者等に関する情報が不正に読み出されたことを確認

    いえらぶGROUPのクラウドサービスに不正アクセス、社外関係者等に関する情報が不正に読み出されたことを確認

ランキングをもっと見る
PageTop