サイバー攻撃の7割は旧来の手法を組み合わせている--グローバルレポート(ベライゾン)
ベライゾンは、「2015年度データ漏洩/侵害調査報告書(DBIR)」の日本語完全版を発表した。
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2014年度版では、インシデント調査の対象となった組織は95カ国に及んでいたが、2015年度版では61カ国に減少した。つまり、この1年で34カ国においてセキュリティが確保されたとみている。最も大きな影響を受けた業界のトップ3は昨年と全く変わらず、公的機関、情報産業、金融業であった。攻撃者の動向も昨年と大きな変化はないが、脅威の活動を俯瞰すると「RAMスクレーパー」と「フィッシング」が増加しており、防御側の「発見までの時間的差異」も拡大している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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