「秘文」と「FireEye」を連携、感染端末の自動遮断を可能に(日立ソリューションズ) | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

「秘文」と「FireEye」を連携、感染端末の自動遮断を可能に(日立ソリューションズ)

日立ソリューションズは、情報漏えい防止ソリューション「秘文」と、ファイア・アイのマルウェア対策製品「FireEye NX」を連携し、マルウェア感染端末の自動隔離による感染拡大の防止ソリューションを9月15日から提供開始する。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「FireEye NX」で重要度「高」が検知された場合の「秘文」の動作
「FireEye NX」で重要度「高」が検知された場合の「秘文」の動作 全 1 枚 拡大写真
株式会社日立ソリューションズは9月14日、情報漏えい防止ソリューション「秘文」と、ファイア・アイ株式会社のマルウェア対策製品「FireEye NX」を連携し、マルウェア感染端末の自動隔離による感染拡大の防止ソリューションを9月15日から提供開始すると発表した。この連携は、「FireEye NX」によって検知された通知内容(インシデント)の重要度に応じて、「秘文 Device Control」がマルウェア感染端末への警告や、ネットワークから自動遮断するなどの対応を行うというもの。これにより、システム管理者が行う感染端末の物理的な場所の特定や、手動による隔離処理が不要となる。

また、ログ分析サーバの導入で「秘文 Device Control」のファイルアクセスログやネットワーク通信ログと、「FireEye NX」のアラートログの分析が可能になり、マルウェアがどのようなローカル / ネットワークファイルにアクセスしたかを確認できる。ログ分析サーバで利用する製品・サービスとしては、ビックデータ利活用基盤ソリューション「Splunk」や、ソフトバンク・テクノロジー株式会社が提供するログの管理・分析クラウドサービス「4DP LogSearch」など、顧客の環境や要望に合った適切な手法を提案する。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  2. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  3. 卒業研究で未知の脆弱性を発見 ~ 高知高専の学生が発見したWi-Fiルータの脆弱性 JVNで公開

    卒業研究で未知の脆弱性を発見 ~ 高知高専の学生が発見したWi-Fiルータの脆弱性 JVNで公開

  4. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  5. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop