50個以上の暗号プロトコルのセキュリティ評価結果を公開(NICT) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

50個以上の暗号プロトコルのセキュリティ評価結果を公開(NICT)

NICTは、暗号プロトコルのセキュリティ評価結果をリスト化し、公開したと発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
50個以上の暗号プロトコルのセキュリティ評価結果を公開(NICT)
50個以上の暗号プロトコルのセキュリティ評価結果を公開(NICT) 全 1 枚 拡大写真
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は10月20日、暗号プロトコルのセキュリティ評価結果をリスト化し、公開したと発表した。これは、標準化された51個の暗号プロトコルとその他7個の主要プロトコルについて、学術論文数十本の成果に相当するセキュリティ評価結果をリストとしてまとめたもの。NICTのポータルサイトで公開し、評価の追試が可能。

リストの整備においては、自動検証ツールを用いてプロトコルを評価。評価対象のプロトコルすべてに関して評価結果を精査し、問題点を洗い出している。さらに、国際標準ISO/IEC29128における評価レベルのいずれに相当するかを明らかにした。システム設計者は同リストを一覧することで、目的とする機能を実現する暗号プロトコルについて、「現状安心して使える」「対策を施せば安心して使える」「もはや安心して使えない」を容易に判断できるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop