FAX受信通知や企業名を騙るメールを複数検知、30件でマルウェアをDL(日本IBM) | ScanNetSecurity
2026.01.23(金)

FAX受信通知や企業名を騙るメールを複数検知、30件でマルウェアをDL(日本IBM)

日本IBMは、Tokyo SOCにおいてレンタルオフィスのFAX受信通知を装ったり、実在する企業名およびそれに類似した企業名を騙ったりする不審なメールを日本国内の複数の環境で検知したとして、注意を呼びかけている。

脆弱性と脅威 脅威動向
不審なメールの検知数およびマルウェア・ダウンロードの検知数の推移(Tokyo SOC 調べ:2015年10月27日)
不審なメールの検知数およびマルウェア・ダウンロードの検知数の推移(Tokyo SOC 調べ:2015年10月27日) 全 2 枚 拡大写真
日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は10月28日、Tokyo SOCにおいてレンタルオフィスのFAX受信通知を装ったり、実在する企業名およびそれに類似した企業名を騙ったりする不審なメールを10月27日午前6時頃から正午まで、日本国内の複数の環境で検知したとして、注意を呼びかけている。このメールには、不正なマクロを含むMicrosoft Word(doc)ファイルが添付されており、マクロが実行されて攻撃が成功すると、不正なWebサーバからマルウェアがダウンロードされることを確認したという。

このマルウェアは、オンラインバンキングの認証情報の窃取を目的とするものと見られ、該当の不審なメールに添付されているファイルの名称は「10280.doc」「2610-099189.doc」「2F4A8C1B-9DB6-4749-AA9C-9ED67A419132-574-IF.doc」が確認されている。これは標的型攻撃ではなく、不特定多数に対しばらまかれたものと判断している。Tokyo SOCではこの不審なメールを18,000通以上検知しており、特に午前7時台から8時台にかけての検知数が顕著であった。メールの開封率を上げるために日本国内の始業時間を狙って送信された可能性が高いとしている。また、添付ファイルが開かれて不正なマクロが実行された結果として発生しているマルウェアのダウンロードは10月27日に30件あったという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

    Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

  2. 大崎市が情報公開により提供した PDF ファイルの黒塗り加工が特定の操作で除去可能

    大崎市が情報公開により提供した PDF ファイルの黒塗り加工が特定の操作で除去可能

  3. 関西総合システムにランサムウェア攻撃、クラウドサービスへの影響はなし

    関西総合システムにランサムウェア攻撃、クラウドサービスへの影響はなし

  4. 社員用 VPN の認証不十分ほか ~ サイバー攻撃による情報漏えいで仏企業に 73 億円の制裁金

    社員用 VPN の認証不十分ほか ~ サイバー攻撃による情報漏えいで仏企業に 73 億円の制裁金

  5. 大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

    大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

ランキングをもっと見る
PageTop