ISC DHCPにDoSの脆弱性、対策版のリリースまで通信の制限など呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、ISC DHCPにDoSの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
影響を受けるバージョンは、「DHCP 4.1.0 から 4.1-ESV-R12-P1 まで」「DHCP 4.2.0 から 4.2.8 まで」「DHCP 4.3.0 から 4.3.3-P1 まで」。また、これらより古いサポートが終了しているバージョンにも本脆弱性の影響を受ける可能性がある。さらに、本脆弱性の影響を受けるリスクが最も高いのはOMAPIポートであるとしている。
開発者は3月に対策コードを追加した新バージョンをリリースする予定であり、対策方法として、信頼できるホスト以外からの通信を遮断することや、OMAPIやフェイルオーバー機能を使用していないのであれば無効化するなどを挙げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》