News from AvePoint 第6回 「IoT 時代とプライバシー保護の行方」 | ScanNetSecurity
2026.01.03(土)

News from AvePoint 第6回 「IoT 時代とプライバシー保護の行方」

IoT デバイスは、ユーザーがその事実に気付いているか否か、合意を与えたかどうかに関わりなく、ユーザーの個人情報を常に収集しています。しかし、情報が収集されるとき、誰がどのような情報をコントロールしているか、本当に理解していますか?

特集 コラム
ダナ・ルイーズ・シンバーコフ (AvePoint, Inc. Chief Compliance and Risk Officer)
ダナ・ルイーズ・シンバーコフ (AvePoint, Inc. Chief Compliance and Risk Officer) 全 1 枚 拡大写真
サムスンから、食料品を自動的にオーダーしてくれる冷蔵庫 が発売になるそうです。Google は、スマート サーモスタットを制作する会社である Nest を 2014 年に買収しました。さらに一部の道路では、センサーを活用して道路の混雑状況を配信 するシステムも導入され、混雑の場合は GPS が別ルートに誘導してくれるというサービスも開始されています。

これらのデバイスはすべてインターネットに接続する機能を備えており、消費者向けテクノロジー業界で 「モノのインターネット」 (Internet of Things, IoT) と呼ばれる市場を形成しています。

●あなたを監視しているのは誰 (何)?

IoT の公式定義はまだ存在しませんが、連邦取引委員会 (FTC) が 2015 年 1 月のレポートの中で使用した定義は、よくできていると思います。FTC レポートの中では、IoT は 「デバイスもしくはセンサーのついた機器 (コンピューター、スマートフォン、タブレットは除く) で、インターネットを介して相互通信をするか、もしくは情報を発信するもの」 と定義されています。

6 年前、インターネットに接続している物品・機器の数が、人間の数を初めて上回りました。このように、時代は大きく変化しつつあるのですが、このトレンドはまだ始まったばかりともいえます。

Cisco のインターネット ビジネス ソリューション グループの Dave Evans によると、現在、世界には 250 億台の IoT 機器があり、2020 年までにはこれが 500 億台に増える見込みとなっているそうです。

たくさんの人々がこのような機器を身に付け、一挙手一投足に至るまで、データを提供しています。これらのインターネットに接続したヘルス チェック機器、車、アプライアンスなどは、情報を収集するばかりでなく、ユーザーのデータを発信、保存し、場合によっては共有します。場合によっては、このようなユーザーのデータは高度に個人的なものとなることもあります。

《》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

    元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

  2. fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

    fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

  3. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

  4. クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

    クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

  5. 保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

    保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

ランキングをもっと見る
PageTop