特殊詐欺認知の確定値を公表、被害は首都圏から地方都市圏へ--年間レポート(警察庁)
警察庁は、2015年の特殊詐欺認知・検挙状況等について確定値版を発表した。
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一方で、取締りの推進の結果として、検挙件数は4,112件で同860件の増加(26.4%)、検挙人員は2,506人で同521人の増加(26.2%)と、いずれも2011年以降最多となっている。具体的には、60箇所の犯行拠点を摘発し、343人を検挙した。もっとも多かったのは東京23区内の45拠点、埼玉4件、千葉4件、神奈川3件などとなっている。同半期の特徴として、高齢者(65歳以上)の特殊詐欺被害が増加していることを挙げている。同庁では今後の取り組みとして、「犯行グループの摘発強化」「犯行ツール対策」「関係事業者等との連携強化」を挙げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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