国内の脆弱性診断市場は前年比19.6%増、今後もWeb関連を中心に伸長を予測(ITR) | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

国内の脆弱性診断市場は前年比19.6%増、今後もWeb関連を中心に伸長を予測(ITR)

ITRは、国内の脆弱性診断市場規模推移および予測を発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
国内脆弱性診断市場規模推移および予測
国内脆弱性診断市場規模推移および予測 全 1 枚 拡大写真
株式会社アイ・ティ・アール(ITR)は6月15日、国内の脆弱性診断市場規模推移および予測を発表した。脆弱性診断は、疑似アタックやスキャニングの手法により、情報システムやその構成要素の脆弱性を検出する製品やサービス。ITRによると、同市場の2015年度の売上金額は11億円とまだ小さいものの、前年度比19.6%増の伸びを示した。

ITRでは、サイバー攻撃の増加が背景にあると分析しており、被害を未然に防ぐため、情報資産の現状を適切に把握し、内在する脆弱性に対処することの重要性への認知が拡大しつつあるとしている。同市場は2016年度も同20.9%増と引き続き高い伸びを見込んでいる。また、特にWebシステムにまつわる脆弱性は今後より問題視され続けるとして、同市場のCAGR(2015~2020年度)は16.4%の高い伸びを予想している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  2. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  3. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  4. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  5. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

ランキングをもっと見る
PageTop