特殊詐欺の件数、被害額が5年ぶりに減少するも高水準--半期レポート(警察庁)
警察庁は、2016年上半期の特殊詐欺認知・検挙状況等について発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
また、65歳以上の特殊詐欺被害の件数は5,070件(-359件、-6.6%)と減少しているが、その割合は78.7%と1.3ポイント増加している。類型別では、オレオレ詐欺(95.6%)、還付金等詐欺(93.9%)、金融商品等取引名目の特殊詐欺(88.6%)で、高齢者率が特に高かった。被害金交付形態別の認知状況では、2015年下半期より「電子マネー型」を「現金送付型」から分けて計上、その認知件数は483件と前半期(547件)に続き多発しており、高齢者でなくても被害に遭いやすいことが特徴となっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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