WordPress用プラグイン「WP-OliveCart」に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、オリーブデザインが提供するショッピングサイト構築用のWordPress用プラグイン「WP-OliveCart」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
WordPress用プラグイン「WP-OliveCart 3.1.3 より前のバージョン」「WP-OliveCartPro 3.1.8 より前のバージョン」には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2016-4903)、クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2016-4904)、SQLインジェクション(CVE-2016-4905)の脆弱性が存在する。
これらの脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたり、ユーザの意図しない操作を実行されたり、データベース内の情報を取得されたり改ざんされるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
関連記事
-
WordPress の Ninja Forms プラグインにおいて投稿内容の検証不備により任意のファイルがアップロードされてしまう脆弱性(Scan Tech Report)
脆弱性と脅威 -
「KUSANAGI」搭載のWordPressホスティングを提供、WAFやSSL証明書も用意(NHNテコラス、プライム・ストラテジー)
製品・サービス・業界動向 -
Black Hat USA 2016 でプレゼンスを発揮した日本人、アーセナルで注目集めたツールたち
研修・セミナー・カンファレンス -
テーマ・プラグインを含む「WordPress」の脆弱性スキャン、当面は無料で提供(ウォルティ)
製品・サービス・業界動向