ドローンの制御に用いられるWi-Fi信号からドローンを検知、悪玉ドローンの制御も可能(理経) | ScanNetSecurity
2026.07.31(金)

ドローンの制御に用いられるWi-Fi信号からドローンを検知、悪玉ドローンの制御も可能(理経)

 ドローンの接近を検知するシステムとしては、接近音を検知するシステムなどがすでに実用化されはじめている。ただし、テロなどが想定される施設においては、機動性が高いドローンが用いられる可能性もあるため、現実的には多層的な対処法などが求められる。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
DroneBlockerのアンテナ本体サイズは20x20x60cmと小型で、車載することも可能となっている。車載走行中での検知も可能だ(撮影:防犯システム取材班)
DroneBlockerのアンテナ本体サイズは20x20x60cmと小型で、車載することも可能となっている。車載走行中での検知も可能だ(撮影:防犯システム取材班) 全 2 枚 拡大写真
 ドローンの接近を検知するシステムとしては、接近音を検知するシステムなどがすでに実用化されはじめている。ただし、テロなどが想定される施設においては、機動性が高いドローンが用いられる可能性もあるため、現実的には多層的な対処法などが求められる。

 そうしたなか、東京ビッグサイトで開催された「テロ対策特殊装備展'16」において理経は、ドローンWi-Fi検知システム「DroneBlocker」を展示した。同社ではDroneShield LLCの「DroneShield」という接近音を検知するシステムをすでに取り扱っているが、同製品はまた別のアプローチのドローン検知システムとなる。

 今回展示された「DroneBlocker」は仏・TrustComs社の製品で、ドローンの制御に用いられるWi-Fi信号からドローンを検知。2.4GHz帯~5.7GHz帯のWi-Fi信号を検知し、360度全方位をカバーしながら、検知距離は約2.7Km、範囲内であれば複数のドローンを同時に検知することも可能だ。アクティブモードを使えば、ドローンに搭載されたカメラの映像を表示したり、ドローンのWi-Fi接続を遮断するといった、悪玉ドローンの制御も可能となっている(日本国内で使用する場合には電波法に基づいた運用となる)。

 オリンピックなどの大規模屋外イベント会場などでの使用を想定しており、価格はソリューションごとの対応のため非公表だが、複数のアンテナを用いたシステム全体で数千万円単位となるようだ。

悪玉ドローンを検知&奪取可能なドローンWi-Fi検知システム

《防犯システム取材班/小池明@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 9 月末でサービス終了 ~ 不正アクセス受けたデジタルギフトサービス

    9 月末でサービス終了 ~ 不正アクセス受けたデジタルギフトサービス

  2. アフラック生命保険に不正アクセス、保険料振替口座が漏えいしたことを踏まえ金融機関と連携

    アフラック生命保険に不正アクセス、保険料振替口座が漏えいしたことを踏まえ金融機関と連携

  3. 二次被害防止のためSMSと携帯電話からの電話連絡を全面廃止 ~ キャネット(鹿児島市)ホームページ内マイページに不正アクセス

    二次被害防止のためSMSと携帯電話からの電話連絡を全面廃止 ~ キャネット(鹿児島市)ホームページ内マイページに不正アクセス

  4. 住友重機械工業の海外グループ会社に不正アクセス

    住友重機械工業の海外グループ会社に不正アクセス

  5. NICT・総務省・警察庁、家庭用 IoT を悪用する「レジデンシャルプロキシ」のファクトシート公表

    NICT・総務省・警察庁、家庭用 IoT を悪用する「レジデンシャルプロキシ」のファクトシート公表

ランキングをもっと見る
PageTop