AIと機械学習検索を搭載した企業向けウイルスバスター最新版(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

AIと機械学習検索を搭載した企業向けウイルスバスター最新版(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、企業向け総合セキュリティソフトの新バージョン「ウイルスバスター コーポレートエディション XG」を2017年1月下旬より提供開始すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
成熟した技術とAI技術のブレンドによるセキュリティアプローチ「XGen」
成熟した技術とAI技術のブレンドによるセキュリティアプローチ「XGen」 全 2 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は11月18日、企業向け総合セキュリティソフトの新バージョン「ウイルスバスター コーポレートエディション XG」を2017年1月下旬より提供開始すると発表した。同製品は、AI(人工知能)技術による「機械学習型検索機能」を搭載したことが特徴となっている。参考標準価格は、1ライセンスあたり2,980円(1,000ライセンス購入時:税別)。同社は本製品により、1年間(2017年1月末~2018年1月末)で売上200億円を目指すとしている。

同社では、成熟した技術とAI技術のブレンドにより、高いパフォーマンスと誤/過検出の低下を両立しサイバー攻撃を防ぐ「XGen」アプローチによる製品を提供開始するとしており、同製品がその第1弾となる。プログラムの実行前や実行後に「機械学習型検索機能」を用いることで未知の脅威への検出力を向上し、また、同社のクラウド型セキュリティ技術基盤 「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」の莫大な情報をもとに複数のアルゴリズムを用いて、EXEやdllなどファイルタイプごとに適した学習モデルを使い分けることで脅威を特定する。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

ランキングをもっと見る
PageTop