「Mozilla Firefox」に任意のコードが実行される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Mozillaが提供するWebブラウザ「Mozilla Firefox」に解放済みメモリ使用の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
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「Mozilla Firefox バージョン 50.0.2 より前のバージョン」「Mozilla Firefox バージョン 45.5.1 ESR より前のバージョン」「Tor Browser バージョン 6.0.7 より前のバージョン」には、解放済みメモリ使用の脆弱性(CVE-2016-9079)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたウェブページを閲覧することで、遠隔の第三者によって任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。
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