勘定系業務端末にロックダウン型のウイルス対策を導入(日立システムズ、トレンドマイクロ)
日立システムズとトレンドマイクロは、京葉銀行が千葉県内118箇所の店舗および拠点における約400台の勘定系端末への不正プログラム対策として、トレンドマイクロのロックダウン型ウイルス対策ソフト「TMSL」を導入したと発表した。
製品・サービス・業界動向
業界動向
京葉銀行では質の高いサービス提供を目指し、店舗や拠点の勘定系業務端末の刷新を進めており、勘定系端末から情報系端末を仮想デスクトップ(VDI)方式で利用可能とすることで業務効率を向上している。勘定系端末も情報系端末もインターネットから切り離されているが、さらなるセキュリティ情報のためにトレンドマイクロのTMSLを導入した。
TMSLは、あらかじめ許可されたアプリケーションのみを動作可能にする(ロックダウン)ため、不正プログラムの実行を防止しパターンファイルも不要。これによりシステムのパフォーマンスを低下させずにウイルス対策でき、またTMSLエージェントのブロックイベント・ログなどの情報を、管理画面から集中管理できることも高く評価されたという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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