ワッセナー・アレンジメントに関する交渉決裂、exploit の輸出問題は未解決~多少の進展あれど歩みは遅く (The Register) | ScanNetSecurity
2026.06.17(水)

ワッセナー・アレンジメントに関する交渉決裂、exploit の輸出問題は未解決~多少の進展あれど歩みは遅く (The Register)

共同で交渉にあたったケイティ・ムスリ氏は、Microsoft社にバグ・バウンティ制度を開始するよう促し、現在Luta Security社を経営する女性だが、この状況を「ガッカリだ」と表現し、アメリカの次期政権が取り組むべき問題になったと述べた。

国際 TheRegister
アメリカの交渉担当者とその他の40か国とのあいだで行われたエクスプロイト輸出の状況に関する交渉が決裂したことで、セキュリティ研究者たちは消え去らない不安に直面している。

この交渉が関係するのは、軍縮協定であるワッセナー・アレンジメント。この協定では、参加国がある種の兵器や「軍民両用製品」の輸出を制限することで合意している。従来、この協定が対象とするのは通常兵器のみだったのだが、2013年12月に新たな文言が追加された。サイバー戦争で使用される可能性のあるソフトウェア・ツール、とりわけ、脆弱性のあるプログラムやサーバーに対してエクスプロイト攻撃を実行するコードの輸出を禁止したものだ。

不幸なことに、ITセキュリティの専門家が日常的に使用するソフトウェアもこの修正されたルール上では兵器として分類されかねないのだ。ネットワークに関するあらゆるテストやセキュリティの確保にとって重要なステップは、そのネットワークに攻撃を加えてセキュリティホールがどこにあるのかを見つけることだ。そしてそのためにはエクスプロイトコードを使う必要がある。

  1. 1
  2. 2
  3. 続きを読む

《The Register誌特約記事》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. アサヒグループホールディングスへのサイバー攻撃、システム障害などの影響で売上収益が想定を 600 億円下回る見込み

    アサヒグループホールディングスへのサイバー攻撃、システム障害などの影響で売上収益が想定を 600 億円下回る見込み

  2. 「SUBARUオンラインショップ」で不審な認証画面の表示

    「SUBARUオンラインショップ」で不審な認証画面の表示

  3. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  4. 陸上自衛隊高等工科学校 全校生徒1,000名に現役ホワイトハッカーが講話

    陸上自衛隊高等工科学校 全校生徒1,000名に現役ホワイトハッカーが講話

  5. ビジュアルアーツに不正アクセス、発売前ゲームのマスターデータが海外Webサイトにアップロード

    ビジュアルアーツに不正アクセス、発売前ゲームのマスターデータが海外Webサイトにアップロード

ランキングをもっと見る
PageTop