[Security Days Spring 2017 インタビュー] 2020は一からセキュリティを見直す絶好の機会(シスコシステムズ)
これまで「インフラ」「ネットワーク」というふたつの基盤の「上」に位置していた「セキュリティ」を、対等の基盤として3つ並べる、あるいは、インフラとネットワークのさらに下の基盤として置くなど、考え直さないといけないと思っている方は多いでしょう。
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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルパートナー(ネットワーク製品)を務めるシスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)。3年後を見据えたシスコのセキュリティへの取り組みと、Security Days のセッションの見どころについて、同社セキュリティ事業 エバンリジェリストの西原 敏夫 氏に聞いた。
――シスコのセキュリティへの取り組みについて教えてください。
現在は約4分の3の企業がハイブリッドクラウドを利用し、スマートフォンやタブレットなどデバイスも多様化しています。シスコは5~6年前から、n 対 n に複雑化していく通信の中心にあるネットワークで、セキュリティを担保することを提唱してきました。いくつも必要なソリューションを開発し、製品ポートフォリオに組み込んできましたが、やっと完成に近づいてきています。
そのひとつが「SWG(セキュアWebゲートウェイ)」をさらに一歩進めた「SIG(セキュア インターネット ゲートウェイ)」です。DNSサーバーアクセス時にセキュリティ対策を提供する、多層防御の一番最初に使っていただけるクラウドベースのソリューションです。社員が出張先や在宅でオンラインサービスを利用していても、社内と同様のセキュリティを確保し、リスクの混入を防止します。、
そして、これらのソリューションの価値を高める脅威インテリジェンスの高度化を支えるのが、脅威インテリジェンス&リサーチグループ「Cisco Talos」です。シスコのセキュリティソリューションは、このTalosの脅威情報をフィードバックし、常に最新の情報で迫りくる脅威に対抗しています。
――Security Days Spring 2017 の講演はどんな方に聞いて欲しいですか。
《ScanNetSecurity》
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