「Apache Tomcat」に通信内容が漏えいする脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、「Apache Tomcat」に情報漏えいの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
影響を受けるのは、「Apache Tomcat 9.0.0.M11から9.0.0.M15まで」および「Apache Tomcat 8.5.7から8.5.9まで」には、ソースコードのリファクタリングの影響で通信内容が漏えいする脆弱性(CVE-2016-8747)が存在する。ただし、HTTP/2 および AJP による接続は本脆弱性の影響を受けないとしている。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。最新のバージョンは次の通り。「Apache Tomcat 9.0.0.M17」「Apache Tomcat 8.5.11」。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》