製品がブロックした詐欺サイトへのアクセスは1億5千万件、約半数が金融関連(カスペルスキー)
カスペルスキーは、同社Kaspersky Labが行った金融関連のサイバー脅威の動向分析について発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
Kaspersky Labのアンチフィッシング技術は2016年、Windowsマシンからさまざまな種類のフィッシングページへのアクセスを約1億5,500万件検知し、ブロックしたという。アクセスを試みたフィッシングページのうち、47.48%が金融関連で、前年から13.14%増加した。内訳は、オンラインバンキングに関連がもっとも多く25.76%を占めた。前年から8.31%の増加となっている。決済システムは11.55%で同3.75%の増加、オンラインショッピングは10.17%で同1.09%の増加となっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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