詐欺サイト検知数は20%台で減少が続く、家紋制作を請け負う新手口も確認(BBソフトサービス)
BBソフトサービスは、「インターネット詐欺リポート(2017年3月度)」を発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
内訳は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが82.16%、フィッシング詐欺サイトが15.90%、マルウェア感染サイトが0.57%、ボーガスウェア配布サイトが1.05%、ぜい弱性悪用サイトが0.32%を占めていた。OSごとのネット詐欺種類別検知率では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合がWindowsで23.47%、Androidで85.24%、iOSで82.10%となっている。
また3月度は、家紋を持っていない家庭向けにオリジナル家紋を請負にて作成する新しい手口の偽販売サイトを検知した。一般的な偽販売サイトは商品の販売のみを装うが、確認された手口では苗字の書体とオリジナルの家紋をデザインした額縁入りプレートの制作を請け負うというものだった。日本固有の文化への関心の高さからこのような詐欺サイトが出てきたのではないかと推測している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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