Intelファームウェア搭載機器に、リモート管理機能にアクセスされる脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.10.13(月)

Intelファームウェア搭載機器に、リモート管理機能にアクセスされる脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Intel Corporationが提供する「Intel manageability ファームウェア」を搭載するハードウェアにアクセス制限不備の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月8日、Intel Corporationが提供する「Intel manageability ファームウェア」を搭載するハードウェアにアクセス制限不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは9.8。

「Intel manageability ファームウェア バージョン 6.x, 7.x, 8.x, 9.x, 10.x, 11.0, 11.5 および 11.6 を使用しているハードウェア」には、アクセス制限不備の脆弱性(CVE-2017-5689)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって、システムのリモート管理機能にアクセスされる可能性がある。JVNでは、Intelおよびハードウェアベンダが提供する情報をもとにファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 古野電気への不正アクセス、高度な手法を用いてのサイバー攻撃を受けたと判断

    古野電気への不正アクセス、高度な手法を用いてのサイバー攻撃を受けたと判断

  2. 竹内製作所の連結子会社にランサムウェア攻撃、サーバに保管されている一部のファイルが暗号化

    竹内製作所の連結子会社にランサムウェア攻撃、サーバに保管されている一部のファイルが暗号化

  3. 銀行内部の顧客格付け情報が漏えい 常陽銀行

    銀行内部の顧客格付け情報が漏えい 常陽銀行

  4. 日本セラミックへのランサムウェア攻撃、新たに取引先・関係者に関する情報流出が判明

    日本セラミックへのランサムウェア攻撃、新たに取引先・関係者に関する情報流出が判明

  5. 自称 “トヨタカローラ ペネトレーション” を武器にサイバー犯罪帝国に挑んだ研究者

    自称 “トヨタカローラ ペネトレーション” を武器にサイバー犯罪帝国に挑んだ研究者

ランキングをもっと見る
PageTop