ウイルスに感染したIoT機器からの攻撃、メキシコでの大規模乗っ取りで急増(横浜国立大学、BBソフトサービス) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.12(火)

ウイルスに感染したIoT機器からの攻撃、メキシコでの大規模乗っ取りで急増(横浜国立大学、BBソフトサービス)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

アクセスホスト・攻撃ホスト数推移(※8月26-27日は研究棟メンテナンスに伴う停電によりデータ取得無し)
アクセスホスト・攻撃ホスト数推移(※8月26-27日は研究棟メンテナンスに伴う停電によりデータ取得無し) 全 2 枚 拡大写真
横浜国立大学とBBソフトサービス株式会社は9月21日、共同研究プロジェクトによる「8月度IoTサイバー脅威分析リポート」を発表した。同リポートは、IoT機器を狙ったサイバー攻撃の観測状況を月次で報告するもの。これによると、8月に入ってIoT機器への攻撃が急増した。同観測システムでは、7月31日に約1.7万IPアドレス/日からの攻撃を観測していたのに対して、8月1日には約1.5倍となる2.6万IPアドレス/日からの攻撃を観測した。これは、メキシコで多数使用されているルータ製品がサイバー攻撃により乗っ取られ、攻撃者に操られて外部に攻撃を行っていることが予想されるとしている。

8月に攻撃ホストとなった国は192カ国、ホスト数は382,876件が確認されており、全体の約1/4を占めたメキシコが1位、中国、ブラジル、インド、ロシア、トルコ、要らん、米国、アルゼンチン、ベトナムと続いた。また、同観測システムで収集したIoTウイルス検体を、VirusTotalにて4社のアンチウイルスエンジンにかけて検査をした結果では、それぞれ「Linux.Lightaidra(A社)」「Backdoor.Linux.Gafgyt(B社)」「BASHLITE(C社)」「Linux/Mirai(D社)」の検知数が非常に多くなっていた。

《吉澤 亨史》

この記事の写真

/

関連記事

PageTop

アクセスランキング

  1. OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

    OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

  2. Microsoft Office の数式エディタにおけるバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

    Microsoft Office の数式エディタにおけるバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  3. 送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

    送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

  4. C&Cサーバへの攻撃デモ、サイバーセキュリティに報復攻撃は認められるべきか

    C&Cサーバへの攻撃デモ、サイバーセキュリティに報復攻撃は認められるべきか

  5. Scan勉強会「サイバー空間における日本企業及団体の情報漏えい実態」開催(イード)

    Scan勉強会「サイバー空間における日本企業及団体の情報漏えい実態」開催(イード)

  6. 2020大会関係者向け疑似サイバー攻撃演習、システムを忠実に再現(NICT)

    2020大会関係者向け疑似サイバー攻撃演習、システムを忠実に再現(NICT)

  7. 公共の場所の監視カメラ調達などに活用、ネットワークカメラのセキュリティ対策基準公開(IPA)

    公共の場所の監視カメラ調達などに活用、ネットワークカメラのセキュリティ対策基準公開(IPA)

  8. 捜査中だった米大統領選に使用されたサーバのデータが消失(The Register)

    捜査中だった米大統領選に使用されたサーバのデータが消失(The Register)

  9. 「ネタバレ」サイトの運営者を逮捕、アフィリエイトで3年間で3億円の収入(ACCS)

    「ネタバレ」サイトの運営者を逮捕、アフィリエイトで3年間で3億円の収入(ACCS)

  10. ここが変だよ日本のセキュリティ 第31回「中二病全開!アンチ・アンチ・オーディット作戦発動!!」

    ここが変だよ日本のセキュリティ 第31回「中二病全開!アンチ・アンチ・オーディット作戦発動!!」

ランキングをもっと見る
PageTop