新アルゴリズムを開発、古い制御システムでもサイバー攻撃対策が可能に(日立)
日立は、サイバー攻撃対策として制御システムなどへの導入が可能な自動学習・検知アルゴリズムの開発に成功したと発表した。
製品・サービス・業界動向
業界動向
今回研究開発したアルゴリズムは、システムを多角的な視点でホワイト化しながら自動生成を繰り返す監査アルゴリズムを多層に積み重ねて構成し、システムの異変を検知するもの。これにより、サイバー攻撃の探索行為における予兆やなりすましにより検知をすり抜けようとするサイバー攻撃などの検知率を向上することが可能となる。また、新たに研究開発した独自の機械学習エンジンにより、構成変更や機能追加によるシステムの差分を自動的に吸収、運用負荷の低減を可能にした。OSやシステム構成に制約がなく、システムの外側に設置できるため、古い装置が混在する制御システムなどへの導入も可能。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/