「静岡でiCloudへのサインインがあった」、偽Appleメールを確認（フィッシング対策協議会）

フィッシング対策協議会は、Appleを騙るフィッシングメールが出回っているとして、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威脅威動向

2018.2.20 Tue 8:00

フィッシング対策協議会は2月19日、Appleを騙るフィッシングメールが出回っているとして、注意喚起を発表した。確認されているフィッシングメールの件名は「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください。」で、Apple IDが静岡のIPアドレスのPCからiCloudへのサインインに使用されたというもので、心当たりがない場合にはリンクをクリックしてパスワードをリセットするよう勧める。確認されたリンク先URLは次の通り。

http://supports-●●●●-apple.online/
http://protecting-●●●●-apple.com/
http://warning-●●●●-apple.com/

同協議会によると、2月19日16時の時点でフィッシングサイトは閲覧不能になっている。しかし、再稼働または類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるとして、引き続き注意するよう呼びかけている。また、このようなフィッシングサイトにてApple ID、パスワード、姓、名、生年月日、郵便番号、都道府県、市区町村、その他住所、電話番号、クレジットカード番号、カードの名義人、有効期限、セキュリティコード、セキュリティ質問、答えなどを絶対に入力しないよう呼びかけている。

《吉澤亨史（ Kouji Yoshizawa ）》