盗難クレジットカード情報、最も高く売れる国は--AFCCニュース(EMCジャパン) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

盗難クレジットカード情報、最も高く売れる国は--AFCCニュース(EMCジャパン)

EMCジャパン RSA事業本部は、「Quarterly AFCC NEWS Vol.103」を発行した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
銀行利用者を狙うトロイの木馬の認知件数(四半期推移)
銀行利用者を狙うトロイの木馬の認知件数(四半期推移) 全 4 枚 拡大写真
EMCジャパン株式会社 RSA事業本部は2月20日、「Quarterly AFCC NEWS Vol.103」を発行した。同ニュースは、RSAが提供するフィッシングサイト閉鎖サービス「RSA FraudAction」の中核であるAFCC(Anti-Fraud Command Center:不正対策指令センター)がまとめた2017年第4四半期版。今号ではトピックとして「2017年盗難クレジットカード情報が多く流通した上位20カ国の平均単価」および「マルウェアの脅威水準の急激な上昇」を取り上げている。

RSAが1月に発表した「2018年サイバー犯罪者のショッピングリスト(盗まれた個人情報の闇市場価格)」では、クレジットカードサイトから盗まれた個人情報の相場価格は3ドルから5ドルであった。クレジットカード犯罪は闇市場でいまだに健在で、犯罪初心者向けのカーディング(クレジットカードを用いた不正行為)の個別指導や、カード情報の窃取、転売、現金化、マネーロンダリング、フィッシングキット開発など、不正の一部を担う活動の場があるという。

2017年に盗難されたクレジットカード情報の売買がもっとも多かった上位20カ国と、カード情報1件あたりの相場価格は次の通り。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  2. 転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

    転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

  3. 「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  4. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

  5. Windows DNS の脆弱性情報が公開

    Windows DNS の脆弱性情報が公開

  6. プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

    プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

  7. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  8. セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

    セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

  9. フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

    フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

  10. インフォマート 公式 Facebook ページに不正ログイン

    インフォマート 公式 Facebook ページに不正ログイン

ランキングをもっと見る