ソリトンシステムズの働き方改革から生まれたセキュリティソリューション [Security Days Spring 2018]
福岡を皮切りに名古屋、大阪、そして3月7日からの3日間、東京で開催される「Security Days Spring」は、国内外のセキュリティベンダーによるセミナー中心のイベントで、多くの企業や専門家が最新知見の講演を行う。
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ソリトンシステムズは、ソリューションを国内で自社開発する数少ないセキュリティベンダーです。国内のニーズにすぐにリーチできる開発力が強味で、国内特有のマーケットも常に意識しており、次にどんなものがくるのかを考え、ないものは自分たちで作ってしまうという文化があります。
ソリトンシステムズでも、主に営業やフィールドで作業する部門については、早くからリモートワークに取り組んでいました。出先でもすぐに見積書が作成できたり、出先でワークフローが止まらないようなソリューションを導入していました。今回は、さらに開発や業務系のバックヤードでも利用できるリモート環境の開発に取り組みました。
――ということは、アプリケーションラッピングは自社でも活用されているのですね。
はい。他のセキュアデスクトップやセキュアブラウザと同様、製品のリリースと同時に社内で使われています。ただ、この春リリースの新バージョンでオフライン利用など様々な機能アップがされますので、そこから本格的な利用開始になります。
セキュリティ系やIT系企業は、もともと柔軟な勤務体制をとるところが多いかと思いますが、わたし自分も5年ほど前からリモート作業を実践しています。急な用事や子どもの病気などとても役に立っています。
現場からも、リモートでも業務範囲が広がって楽になった、ファイルが残ることを気にせず作業ができるので安心、効率が上がったという声を聞きます。開発部隊からは、出張先、海外でも同じように開発作業ができるという話も聞きます。
リモートワークのためのセキュアな環境を用意しようとしたら、新規のシステム開発が必要、デバイスも用意しなければならないという理由で、実践できない企業があるとしたら、ソリューションしだいでセキュアでかつ実用的な環境が用意できることを知ってほしいですね。
ある調査では、リモートワークを導入している企業の割合は10~20%といいます。まだ一般化しているとはいえない状態です。もし、セキュリティが理由で会社の制度改革が進まないとしたら、アプリケーションラッピングのような技術が、それを後押しできたらと思います。
――ありがとうございました。
《ScanNetSecurity》
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