システムログツール Sysmon のバイパス・回避・改ざん手法と対策 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2019.03.20(水)

システムログツール Sysmon のバイパス・回避・改ざん手法と対策

直訳すれば「Sysmon破り:公式セキュリティアプリケーションの回避方法」といったところだ。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
Matt Graeber氏
Matt Graeber氏 全 6 枚 拡大写真
 Sysmon といえば、多くのセキュリティ専門家、アナリストにとって欠かせないソフトウェアのひとつではないだろうか。Windows系 OS において、システム機動時からシャットダウンまで、さまざまなイベントをログに落としてくれる。システムアプリケーションとしてデバイスドライバレベルで動作するため、かなりプリミティブな処理もログに残すことができる。

 今夏開催の Blackha USA 2018 の Briefings に「Subverting Sysmon: Application of Formalized Security Product Evasion Methodology」というセッションがあった。直訳すれば「Sysmon破り:公式セキュリティアプリケーションの回避方法」といったところだ。

 発表したのは、Matt Graeber 氏と Lee Christensen 氏。ともに SpecterOps というセキュリティ企業の研究者。Graeber 氏は、罰ゲームのコスプレのようなとぼけた恰好で登壇していたが、これは筋ジストロフィー協会の募金が目標に達した際の約束を実行したとのことだ。Christensen 氏は同社のレッドチーム担当でありスレットハンターでもある。

 Sysmon を選んだのは、それが広く利用されており、自分達の顧客も利用しているからだという。また Sysmon に依存しているベンダも存在するので、対策を促す目的もある。決して Sysmon を貶めたり排除しようというような意図はないことを念押ししていた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《中尾 真二( Shinji Nakao )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. 予約システム「Coubic」に不正アクセス、登録された個人情報が流出(クービック)

    予約システム「Coubic」に不正アクセス、登録された個人情報が流出(クービック)

  2. 不正アクセスで手帳アプリ「Lifebear」のアカウント情報が流出の可能性(ライフベア)

    不正アクセスで手帳アプリ「Lifebear」のアカウント情報が流出の可能性(ライフベア)

  3. x86 アーキテクチャの不可解な「仕様」

    x86 アーキテクチャの不可解な「仕様」

  4. 2018年後半の大規模障害にソフトバンクと東京証券取引所(IPA)

    2018年後半の大規模障害にソフトバンクと東京証券取引所(IPA)

  5. 「宅ふぁいる便」への不正アクセスの詳細調査結果を報告、サービスは当面休止へ(オージス総研)

    「宅ふぁいる便」への不正アクセスの詳細調査結果を報告、サービスは当面休止へ(オージス総研)

  6. 「鬼灯の冷徹」などを「BitTorrent」で販売し、逮捕(ACCS)

    「鬼灯の冷徹」などを「BitTorrent」で販売し、逮捕(ACCS)

  7. 疑問その3「クラウドのセキュリティ = CASB?」~日商エレに聞く、CASBとクラウドセキュリティの疑問

    疑問その3「クラウドのセキュリティ = CASB?」~日商エレに聞く、CASBとクラウドセキュリティの疑問PR

  8. Intelが複数製品のアップデートを公開、対応を呼びかけ(JVN)

    Intelが複数製品のアップデートを公開、対応を呼びかけ(JVN)

  9. 組織横断のPSIRTを構築、専用サイトを立ち上げ脆弱性情報も受付(三菱電機)

    組織横断のPSIRTを構築、専用サイトを立ち上げ脆弱性情報も受付(三菱電機)

  10. 中国・ロシア・イラン・北朝鮮、国別国家支援アクター分析レポート(CrowdStrike)

    中国・ロシア・イラン・北朝鮮、国別国家支援アクター分析レポート(CrowdStrike)

ランキングをもっと見る