大学Webメール狙うフィッシング増加、独自のデザインも模倣(IPA) | ScanNetSecurity
2026.01.03(土)

大学Webメール狙うフィッシング増加、独自のデザインも模倣(IPA)

IPAは、「大学におけるウェブメールサービスを狙ったフィッシングメールに注意~フィッシングの基本の手口を知って、継続的な対策を~」を安心相談窓口だよりとして公開した。

脆弱性と脅威 脅威動向
Webメールサービスを狙ったフィッシングの例
Webメールサービスを狙ったフィッシングの例 全 2 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は10月31日、「大学におけるウェブメールサービスを狙ったフィッシングメールに注意~フィッシングの基本の手口を知って、継続的な対策を~」を安心相談窓口だよりとして公開した。大学のWebメールサービスを狙ったフィッシング被害が、今年4月から6月にかけて相次いでいる。同時期にIPAへも数件の届出があり、7月、8月にも被害を確認していることから、今後も引き続き注意が必要であるとしている。

これは、大学で利用しているWebメールサービス(Office365、Active!Mail、DeepMail、Gmailなど)のシステム管理者を装い、送信エラーやメールボックスがいっぱいであるなどと記載されたメールが、大学の学生や教職員あてに送られるというもの。

メールにはURLが記載されており、クリックするとWebメールサービスの偽のログインページに誘導される。ここにIDとパスワードを入力してしまうと、それらが詐取される。IPAへの届出情報では、偽ログインページはWebメールサービスの英語版の標準デザインに酷似していた事例や、校章やロゴを使用した大学独自のデザインに模してある事例など、本物のログインページに似せて作られていた。

IDとパスワードを詐取されたケースでは、「当該アカウントの設定を変更され、受信メールが外部転送された」「当該アカウントが踏み台にされ、他大学などへのフィッシングメールが送信された」といった被害が確認されている。

IPAでは対策として、利用者に対しては「フィッシングの手口の基本を知る」「メール内のリンクを安易にクリックしない」「メールの真偽は確かな情報源で確認」を挙げている。また、システム管理者に対しては「システム的なセキュリティ対策の実施」「具体的、継続的な利用者啓発」を挙げている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

    元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

  2. 保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

    保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

  3. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

  4. ネットワーク機器を経由してサーバに侵入 埼玉県商工会連合会にランサムウェア攻撃

    ネットワーク機器を経由してサーバに侵入 埼玉県商工会連合会にランサムウェア攻撃

  5. クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

    クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

ランキングをもっと見る
PageTop