メールサーバセキュリティ診断の結果、61%が「要改善」(デージーネット) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2019.02.16(土)

メールサーバセキュリティ診断の結果、61%が「要改善」(デージーネット)

デージーネットは、メールサーバの安全性について課題の傾向・考察をまとめた統計レポートを公表した。

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー
総合評価
総合評価 全 4 枚 拡大写真
株式会社デージーネットは2月7日、メールサーバの安全性について課題の傾向・考察をまとめた統計レポートを公表した。これは同社のメールサーバセキュリティ診断(MSchecker)の統計結果(2017年1月~2018年12月に実施)をもとにまとめたもの。MScheckerでセキュリティ診断を受けたドメインのうち、総合評価で改善が必要と判定されたのは危険判定も含め61%を占めた。

暗号化した通信で、メールを送受信できるかどうかの確認(SSL/TLSメール送受信)では、送信側で41%、受信側で42%が未設定であった。送信元ドメイン認証では、SPFとDKIMのどちらも設定されていることが安全と判定するための条件のひとつとしているが、25%がどちらも設定されていなかった。

メールセキュリティにおける対策の優先度では、メール不正中継、DNSBL登録といった「必ず行わなければならない対策」は、いずれも未設定は2%と対策が行き届いていた。しかし、「現在行われているべき対策」であるメール通信の暗号化では40%以上、送信元ドメイン認証では25%、送信元DNS逆引きでは7%が未設定であった。「今後求められる対策」であるDNSSEC対応では、98%が未設定となっている。同社では、「日本企業のメールセキュリティ対策が非常に遅れている」と結論づけ、特に「SSL/TLSメール送受信」は至急行うべきとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. マイニングマルウェアを脆弱性影響分析に活用 - LACのアイデア

    マイニングマルウェアを脆弱性影響分析に活用 - LACのアイデア

  2. 禁止されているにもかかわらずお得意様情報を持ち出し車上に置き忘れ紛失(大丸松坂屋百貨店)

    禁止されているにもかかわらずお得意様情報を持ち出し車上に置き忘れ紛失(大丸松坂屋百貨店)

  3. Facebook、Twitter ~メジャー SNS で堂々と活動するサイバー犯罪者

    Facebook、Twitter ~メジャー SNS で堂々と活動するサイバー犯罪者

  4. 量子コンピュータでも解読不可、デジタル署名アルゴリズム試験成功(デジサート・ジャパン)

    量子コンピュータでも解読不可、デジタル署名アルゴリズム試験成功(デジサート・ジャパン)

  5. 複数のIntel製品に脆弱性、アップデートを公開(JVN)

    複数のIntel製品に脆弱性、アップデートを公開(JVN)

  6. チケットの案内に関するメールで個人情報を誤送信(阪神タイガース)

    チケットの案内に関するメールで個人情報を誤送信(阪神タイガース)

  7. CrowdStrike Blog:可視化と制御、職場での USB 安全利用の秘訣

    CrowdStrike Blog:可視化と制御、職場での USB 安全利用の秘訣

  8. 月例セキュリティ情報を公開、対象ソフトウェアは13種(IPA、JPCERT/CC)

    月例セキュリティ情報を公開、対象ソフトウェアは13種(IPA、JPCERT/CC)

  9. アドビが2件のセキュリティアップデートを公開、適用を呼びかけ(JPCERT/CC、IPA)

    アドビが2件のセキュリティアップデートを公開、適用を呼びかけ(JPCERT/CC、IPA)

  10. Dockerコンテナなどに使用される「runc」にコマンド実行の脆弱性(JPCERT/CC)

    Dockerコンテナなどに使用される「runc」にコマンド実行の脆弱性(JPCERT/CC)

ランキングをもっと見る