国内改ざんサイトの実例を紹介(デジタルアーツ) | ScanNetSecurity
2026.05.23(土)

国内改ざんサイトの実例を紹介(デジタルアーツ)

デジタルアーツは、「Digital Arts Security Reports」の第一回として「改ざんされたWebサイトの危険性:1」を公開した。

脆弱性と脅威 脅威動向
Webサイトで起こるトラブル
Webサイトで起こるトラブル 全 3 枚 拡大写真
デジタルアーツ株式会社は2月19日、「Digital Arts Security Reports」の第一回情報発信として「改ざんされたWebサイトの危険性:1」を公開した。Digital Arts Security Reportsは、最新のサイバー攻撃やセキュリティインシデントの傾向や知見をまとめたレポート。今後、無償の情報提供サービス「Dアラート」の結果や、日々調査・収集しているWebサイトやメールの情報を分析した内容を公開していくという。

「改ざんされたWebサイトの危険性:1」では、同社が実際に確認したWebサイトの中から、「改ざんされたWebサイトの危険性」の一端を紹介している。2018年11月、「i-FILTER」Ver.10のクラウドLookup機能によってデジタルアーツに届いた不審なURLが、正規の企業サイトを起点としていたことが明らかになった。解析の結果、このサイトにアクセスすると「hxxp://134[.]249[.]116[.]78/」へ自動的にリダイレクトされるようになっており、そこからさらにリダイレクトがくり返されていた。

ただし、最初のリダイレクト先は、アクセスしたユーザ環境(ブラウザの種類やIPアドレスなど)や時期によってレスポンスが異なり、最終的に偽のセキュリティ警告が表示されるなど、誘導される悪意のあるWebサイトも複数確認された。また、不審なURLへリダイレクトされるのは、通常のブラウザによる初回のアクセスだけであった。その場合は真っ白なページが表示された。なお、改ざんされたサイトのドメインを調査すると、検索エンジンに日本語のショッピングページのタイトルが記載されたインデックスがあった。これらは、日本のショッピングサイトを模倣したもので、SEOポイズニングを狙っていたと考えられるという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

    経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

  2. Fortinet, Palo Alto, Cisco ~ 国産CNAPP「Cloudbase」がネットワーク機器の脆弱性可視化機能リリース

    Fortinet, Palo Alto, Cisco ~ 国産CNAPP「Cloudbase」がネットワーク機器の脆弱性可視化機能リリース

  3. アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

    アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

  4. ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

    ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

  5. カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

    カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop