DDoS攻撃はステートフル攻撃にシフト傾向、クラウドサービスも標的に(NETSCOUT SYSTEMS) | ScanNetSecurity
2020.06.04(木)

DDoS攻撃はステートフル攻撃にシフト傾向、クラウドサービスも標的に(NETSCOUT SYSTEMS)

NETSCOUT SYSTEMSは、2018年の世界のセキュリティ事情を調査・分析した「年次ワールドワイド・インフラストラクチャー・セキュリティ・レポート(WISR)」を公開した。

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー
アーバーネットワークスの親会社であるNETSCOUT SYSTEMSは4月8日、2018年の世界のセキュリティ事情を調査・分析した「年次ワールドワイド・インフラストラクチャー・セキュリティ・レポート(WISR)」を公開したと発表した。同レポートは、サービスプロバイダや企業のネットワーク管理者が直面するセキュリティや運用の課題と、それらの課題に対応して攻撃を緩和するための戦略をまとめたもので、今年で14回目の発行となる。

レポートによると、SaaSサービスへのDDoS攻撃を経験した企業は41%で、2017年の13%から3倍に増加した。外部委託しているデータセンタサービスやクラウドサービスへの攻撃を経験した企業は34%で、こちらも2017年の11%から3倍に増加している。また、暗号化されたトラフィックを悪用した攻撃の割合も増えており、94%の企業で攻撃を観測。2017年から約2倍の割合となった。

クラウドベースのサービスに対するDDoS攻撃が徐々に増えており、攻撃を経験したサービスプロバイダは47%に増加した(2016年は25%)。DDoS攻撃はファイアウォールやIPSデバイスを狙ったステートフル攻撃にシフトしており、その割合は前年の16%から31%へと約2倍に増加した。また、36%の企業が、ネットワーク帯域やステートフルなインフラおよびアプリケーションを狙う複雑なマルチベクター攻撃を経験している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

PageTop

特集

アクセスランキング

  1. セキュリティ診断の「切り込み隊長」、イエラエセキュリティが拓くフォレンジックの先にある地平

    セキュリティ診断の「切り込み隊長」、イエラエセキュリティが拓くフォレンジックの先にある地平

  2. 職員の個人情報流出、54歳主査懲戒免職(弘前市)

    職員の個人情報流出、54歳主査懲戒免職(弘前市)

  3. エアギャップ攻撃ツール Ramsay が日本で発見された可能性/北朝鮮による防衛・航空宇宙分野の攻撃増加 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]

    エアギャップ攻撃ツール Ramsay が日本で発見された可能性/北朝鮮による防衛・航空宇宙分野の攻撃増加 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]

  4. 不正なログインによりパスワードを無効化したとするAmazon偽メール(フィッシング対策協議会)

    不正なログインによりパスワードを無効化したとするAmazon偽メール(フィッシング対策協議会)

  5. テレワーク実施実態調査:都道府県別・業界別・職種別

    テレワーク実施実態調査:都道府県別・業界別・職種別

  6. 「アカウントを更新できなかった」とする偽Amazonメール(フィッシング対策協議会)

    「アカウントを更新できなかった」とする偽Amazonメール(フィッシング対策協議会)

  7. 愛知県の新型コロナウイルス感染者の氏名等495件誤掲載

    愛知県の新型コロナウイルス感染者の氏名等495件誤掲載

  8. 1人4万円損害賠償支払い、愛知県の新型コロナ感染者 Web 掲載事故 ~ 過去判例を参考

    1人4万円損害賠償支払い、愛知県の新型コロナ感染者 Web 掲載事故 ~ 過去判例を参考

  9. 今後Nコムは旧サービスにも最新セキュリティ対策実施、撤去予定サーバ経由の不正アクセス発生受け(NTT Com)

    今後Nコムは旧サービスにも最新セキュリティ対策実施、撤去予定サーバ経由の不正アクセス発生受け(NTT Com)

  10. 日本はランサムウェア暗号化成功率世界最悪、復旧費用は世界2位の高額(ソフォス)

    日本はランサムウェア暗号化成功率世界最悪、復旧費用は世界2位の高額(ソフォス)

ランキングをもっと見る