アップデートの仕組みを悪用したPlead感染を台湾で確認--月例レポート(キヤノンMJ) | ScanNetSecurity
2026.04.28(火)

アップデートの仕組みを悪用したPlead感染を台湾で確認--月例レポート(キヤノンMJ)

キヤノンMJは、2019年4月のマルウェア検出状況に関するレポートを公開した。

脆弱性と脅威 脅威動向
ルーターに対するMITM攻撃のシナリオ
ルーターに対するMITM攻撃のシナリオ 全 2 枚 拡大写真
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(キヤノンMJ)は6月7日、2019年4月のマルウェア検出状況に関するレポートを公開した。同レポートは、国内で利用されているウイルス対策ソフトウェア「ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ」のマルウェア検出データを元にしたもの。

国内におけるマルウェアの検出数は、前月と同程度となった(2018年11月を100%として、2019年3月は122%、4月は120%)。検出されたマルウェアでは、ダウンローダーで主にメールにより拡散する「VBA/TrojanDownloader.Agent」が14.6%でもっとも多かった。検出数は1月の3倍以上と増加傾向にある。これに、アドウェア「JS/Adware.Agent」(11.1%)、HTMLに埋め込まれた不正スクリプト「HTML/ScrInject」(5.1%)が続いた。

4月にはまた、バックドア型マルウェア「Plead」を使った新たな攻撃が台湾で確認された。この攻撃では、正規アプリケーションにおけるアップデートの仕組みを悪用していた。悪用されたアプリケーションは、アップデートの際の通信を暗号化しておらず、アップデートファイルの検証も行っていなかった。また、感染したPCに接続されていたルータには外部から管理パネルにアクセスされる脆弱性が存在していた。攻撃者はこれらの状況を悪用してMITM攻撃を行った可能性が高いという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. 市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

    市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

  2. 従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

    従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

  3. IPA が SCS評価制度の詳細を公表

    IPA が SCS評価制度の詳細を公表

  4. つるぎ町立半田病院システム担当者へのインタビュー記事掲載 ~ Sky株式会社

    つるぎ町立半田病院システム担当者へのインタビュー記事掲載 ~ Sky株式会社

  5. いえらぶGROUPのクラウドサービスに不正アクセス、社外関係者等に関する情報が不正に読み出されたことを確認

    いえらぶGROUPのクラウドサービスに不正アクセス、社外関係者等に関する情報が不正に読み出されたことを確認

ランキングをもっと見る
PageTop